さんらん『制服』終演しました。
さんらん『制服』
昨日、無事に終演致しました。
1年3ヶ月ぶりの舞台。
戸惑いも不安も抱えて迎えた本心がありながら、最後には、やっぱり舞台が、公演はいいものだなぁと実感させられました。
沢山、ご来場頂けたこと、とてもとても励みになりました。
ご来場頂いた皆様、本当に本当にありがとうございます。
初の女1人という座組み。
だからと言ってそんな変わらないだろうと思ってましたが、やはり何かが違いました。
共演者の男性陣には、様々なところで気を遣って頂いたことと思います。
が、幼馴染が全員男子という私は、
逆に開放的にさせてもらいまして。笑)
だいぶオープンになれたことも、
皆さんのお陰でした。
受け入れて下さり、感謝でいっぱいです。
とても過ごしやすかったのです。
また、女性1人というハードルも、
あるんだと痛感。
とても良い経験をさせて頂きました。
現代口語の台詞作品が続いていた近年。
本を頂いてから、自分に馴染むのかと心配でしたが、演劇ってのは同じもんですものね。
実感は、持てるんだなぁと。
どこまで転がり落ちるのかと、笑
可哀想すぎてもはや笑けてくる女房。
でも観てた女性陣の感想は、
彼女の様を肯定する言葉ばかりでした。
幸せになりたかった、だけです。笑)
はー、可哀想。笑)
安部公房自身の経験や見たものから生まれたこの戯曲。
あまりにも普通に流れる差別や、
時代背景、場所。
様々なことが描かれていました。
国のこと、
差別のこと、
男女のこと、
戦争のこと、
その時代のこと。
国境付近という舞台で、終戦半年前という時期。
境目、狭間だからこその、物語でした。
きっと私たちもいつも、今も日常も、沢山の分かれ道や境界線で二の足踏んだり、くすぶって生きてるんだなぁ。
それが、もがくほどに滑稽な今回だったと思います。
私も、どうせもがくなら滑稽で人様に笑ってもらった方がいいわ。
なんて。
本人は辛いんですけどね。笑)
千穐楽にはイズミフミたん、
『夏の悪魔』MVで一緒だった未来ちゃん、miZuhoちゃんが。歓喜)
そういえば今回、全然写真を撮らなかったなー。
携帯を手にすることが少なかった。
それくらい、目の前のことにいっぱいで、充実してたんだな。
また劇場に行きたいと。
劇場で会えることが出来るよう、前を見れそうだと少し素直になれました。
今年、唯一の舞台出演、
とても良い期間となりました。
演出の尾崎太郎さん始め、
出演者の皆さま、
スタッフの皆さま、
お手伝い頂いた皆さま、
そしてご来場下さったお客様、
本当に、ありがとうございました。
また劇場で。
4コメント
2017.12.02 13:47
2017.12.02 13:44
2017.11.28 01:15