『 #私を知らないで 』

舞台『私を知らないで』

【著】白河三兎

【脚本・演出】
松澤くれは

【キャスト】

秋葉友佑(劇団CATMINT)
楠世蓮(株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ)

雨宮慎太朗(レティクル東京座 / LIVEDOG株式会社)
早山可奈子 平本野百合 室田渓人 楊木賀央里 鋤柄拓也

斎藤涼帆 野村香奈 村松美桜香

黒沢佳奈(火遊び)



青春小説の金字塔らしい。

青春よ呼ばれる、独特のくすぶった感情があるお話は

くれはさんピッタリ。


お手伝いと共に、ゲネプロにお邪魔しました。



あっという間に終わるくせに、

ヤケに印象的で深い思い出を残していく夏の季節。

まさに、ここに描かれる時間・時代にとても合いすぎて。。



大人になったから、感覚も視点もどこか夢心地で生きてる中学生。

でも、私はまだあの感覚が少しは思い出せる。

中二病真っ只中だったもんで←


少し言葉は違うかもしれないけど。

だから、全くのフィクション、ファンタジーとも

100%は思わなかった。


登場人物たちの、もどかしさだったり、抱えたものが

あるもんだと感じてたから。

勿論全部フィクションなんだけど。


全くの外からじゃなくて、少しばかり共感できてしまった

ということなのかな。



観ていて、あの頃、この頃はきっと、

”生”に真っすぐで一生懸命だったのか、と。


子供の自分たちに出来ることなんてたかが知れてる、

頭でわかってたし。

だから、今を生きたいということに、純粋に自分が答えられたんだろうな。

今はきっともう持ってない。


物語以外のところから伏線が繋がることもあり、

また別の面白さも。


くれはさんのブログ、

当日パンフレット。


読んでたから「あ、このこと」と胸に自然と落ちた箇所があった。



最初、あまり情報も入れずに観てて。

観終えて、「青春、て言ったら薄い表現になってしまうかな」、

なんて思ってた。

でもよく見返したら公式で「青春小説の傑作」と出てたので

「青春」の言葉がグンと伝わって頭に浮かんだのは

正直な感想だったんだな自分。笑)



唯一ある舞台装置が、最後の最後に

大きく傾いた時。


まるで、2人の、心の明暗が逆転してしまった事のように見えた。


救ったことで、自分だって救われたハズだのに、

結果、自ら心の内に、思い出を強く、残してしまった。

ずっとずっと消えないシコリみたいなんだろうな。


最後はみんな明るく幸せに、とはいかなかった。

後に、じんわりと苦味が残った。よ。



夏の向日葵、

蝉の声、

湿度。



ちなみに向日葵は私の1番好きな花。

自分の、誕生日花。

花言葉は「あなただけを見つめてる」


一歩間違えればこわいけど←

主人公に寄り添ったら、切なく思えるね。



本当に、この季節で良かった。

この時期に観れて良かった。

ザムザ阿佐ヶ谷が似合い過ぎてて驚いた。


夏が待ち遠しくなる。

より好きになる。

ずっと、夏の夕方の印象でした。


2人は、出会えてよかった、のかな。

観ることが出来て良かったです。。







舞台『私を知らないで』


【日程】
2017年7月12日(水)~7月17日(月・祝)



【会場】
ザムザ阿佐ヶ谷


HPも素敵なので是非訪れてみて下さい~。


【次回】

6月公演『初演版 -阿呆船-』作:寺山修司

・Amazonプライムビデオ『BENZA ENGLISH』

・映画『AI崩壊』

・『ギャングース』DVD &Blu‐ray発売中

『僕らのモテるための映画聖典』メルマガ 毎週水曜日配送&Podcast


梨の日

Risa Kameda Official Blog 亀田梨紗のオフィシャルウェブサイトです。 ブログを中心に更新していきます。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • かんすけちゃん

    2017.07.13 20:49

    おはよう! 梨紗ちゃん、くれはさんですか~! フジコの衝動を思い出しますヨ~ また、機会があったら観てみたいなぁ~~ 情報アリガトウ!