お家映画③
気分のままに、徒然なるままに観てます。
果たしてこんな生活でいいのだろうかと疑問と
あれもこれもまだだったー観たいーの行き来が激しいす。
というか、観すぎて書くの全然追いつかないわ。←
『フランシス・ハ』監督:ノア・バームバック
いっつもどうしてこうなってしまうのか女子、世界共通かよ。アラサーの悶々も世界共通かよ。
共感して、苦笑いして、時に映画として、ちゃっかり笑って。
今やってること以外でも楽しく生きる道はあるんだよね。私はまだ、選べないけど。
『女は2度決断する』監督:ファティ・アキン
やるせなくどうにも行き場の無い感情を、端的に怒りで紡ぐのではなく
複雑かつ多数の感情が常に存在するダイアン・クルーガーを見つめ続けてしまう。
生理が止まり、再び来る脚本に胸射止められた。原題はドイツ語で『AUS DEM NICHTS』。
「無の底から」、「無の果てより」といった意味らしい。
『ソウル・キッチン』監督:ファティ・アキン
続けてファティ・アキン監督。随分毛色の違うコメディ映画。動機がどれもしょーもなく、何故か心寄せてしまう。笑)わっちゃわちゃになっていく様は愛らしくも吹き出し。
個性的な登場達の交錯に目まぐるしく翻弄されってのも、楽しいもんだい。
『バタフライ・エフェクト』監督:エリック・ブレス
タイムループものの王道。あの時あぁしてれば、こうしてればと誰しもが思うだろうけど過去の何かが変われば、必ずしも未来が完璧になるわけでは無い。巧みな構成に、期待と緊張が繰り返されラストへの道筋を見守る。切なくも素敵なラストシーンは名シーン。やっと。
何度も巡るうち、 色々あった私も今は今で良かったのだと肯定出来たり。
アシュトン・カッチャー、今までコメディ作ばかりだったのを脱するべく、自ら制作総指揮に。そうだよね、行動。。
『この空の花 長岡花火物語』監督:大林宣彦
長岡花火をずっと観たいと思ってた私がファンタジー期待して開けてみたら、
とんでも勘違いになった。コチラ側にも訴え伝える視線、手繰り寄せる土地と、戦争と、花火の混沌とした映像の波に飲み込まれていった。『時をかける少女』観てからで良かった。これが大林監督なんだな。撮影中からあの画が頭に描いてたのだろうか。
いつか長岡花火を観た時、確実に今作が過ぎるだろうな。
『ミスト』監督:フランク・ダラボン
イヤミスーー後味よーーーっ笑)外に正体不明の危険が待っていて出ることが出来ない…
コロナの今観ると何故か状況が被って見える。笑)緊迫した状況で宗教感ぶつけてくる1人がいると、なんて簡単にのっとれるんだろう。国単位でも、同じことが起きかねないよな…支配されてゆくという別の恐怖に固まった。モンスターより人間怖い。
マーシャ・ゲイ・ハーデンのイッちゃってる目は最高にヤバイ。
『ラブ・アゲイン』監督:グレン・フィカーラ
最近観た中で、めっちゃくちゃ好きになった映画!!メインが1 本かと思いきや、
人物は広がり各自のストーリーが見えてきたところで、ピークの衝突と回収が見事すぎる!
関係の立場逆転も楽しく、よくぞここまで関係図の複雑さを描き切ったな。。
『ラブ・アゲイン』は邦題であり最初のメインだけを刺す。原題『Crazy, Stupid, Love.』のが全体を示し、かつ、おバカだからこっちのが好き。笑)
『ラ・ラ・ランド』より前に、ライアン・ゴズリング✖️エマ・ストーンがあったのね〜。
下ネタトークは爆笑ものだし至高最高に気持ちよかった。
超絶オススメー!
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』監督:ヨルゴス・ランティモス
『女王陛下のお気に入り』の監督。邦題では『聖なる”鹿殺し”』で色別されてたが、
原題を読むと『聖なる鹿”殺し”』。として観ると諸々合点がゆく。
ギリシャ神話を元にしたとされる、生贄と、復讐、そして権力の地位争いの心理戦の沼にハマってゆく。頭を垂れるのか、命を乞うか、そして選択。ギリシャ神話通りにいかせない事による後味の悪さ、不穏さが、映画らしい。
『ミッドサマー』系の映画内に散る謎や意味を読み解きたい人には見応え抜群。
1コメント
2020.04.30 21:15