映画『美人が婚活してみたら』
映画『美人が婚活してみたら』
監督:大九明子
原作:とあるアラ子
脚本:じろう(シソンヌ)
出演:黒川芽以/
臼田あさ美/中村倫也/田中圭/
杉村蝉之助/レンザーラモンRG/市川しんぺー/矢部太郎/平田敦子/成河
前回の『勝手にふるえてろ』が、どちゃくそテンション上がったのを覚えてて。
楽しみにしてました次回作!
こんかつ…
アラサー…
なんだか刺さりまくってやられそうな予感プンプンで参りました。
や、でも、前作を思い返せば色んなことを吹っ飛ばしてくれるでしょう…!
と変な気合いと共に着席。
会話劇がわりとゆるっとずっと進み、
前回ほどのひっくり返りやテンション上がることはなかったんだ、け、ど。
現代の、まさに今の時代だから生み出された女心代表映画かよ。
きっと母親が観たって「あの頃は私も、、」なんて共感には至らないでしょう。
だって昔は婚活って言葉とか無かったし。
最近だし。
近年だし。
私の周りの既婚者はなんやかんやで大変度も凄そうだけど幸せそうで。
でもきっと、既婚者側には友人側の言い分も気持ちもわかる人が十分にいるんだろうな。
ここも、34歳で子供を産んでない夫婦で。
夫婦の数だけ、家族のかたちがあるはずだから。。
書きたいけど書けない共感がチラホラ←
でも私は美人でもないんですけど…。
勢いで始めた婚活から、後半には徐々に自分がボロボロと剥がれてきて。
自分の本音がわかったりして。
ただセックスがしたかっただけ、
ただ恋がしたかっただけ。
でも、それだっていいじゃない…!
根本的に結ばれたい人っていうのは、まずセックスがその人と出来るかどうかの勘から始まると思ってるし!
1人ぼぅっと、ポツリと、朝方の、なかなかにいい自宅のベランダで吸う1本。
朝の匂いと、人の残り香と、タバコの匂いが香ってくるようで。
切なくてどうにもならなくって。
でも悪くないよいいじゃないか大丈夫だよーーー
と思わず心の中で彼女に叫んでたわ。。
美人用の衣装だった、
とはいえ。
30代の女というのは、やはり大人なのだな。
見た目も、私も本来、あぁあるべきなんだろうな。
綺麗目の水色ワンピース、
綺麗な水色のロングコート、
青い大柄の花のトップス、
アシンメトリーな片方だけのちぇっくのサロペット(?、
黒レースのドレスワンピ、
長ーく垂らした白いベルト、、、
最後の服見てて、
オシャレできっとみんなそこそこのブランドの服か、と。
あんなベルト垂らした着こなし出来ないわと。
彼女は自分で、いい部屋、オシャレな服を買えるんだ、なら、1人でも生きていけそうだ、
そんな説得力満々の衣装にため息…。
衣装さんや監督のセンスの凄さと、自分への反省と…。崩)
ダメージジーンズ履いてすっぴん1人で映画観てる場合じゃないか…←←←
婚活サイトやアプリが溢れかえってるこのご時世。
うん、と自分が言えればきっと、結婚はできるはず、なんだよねぇ。
みんな本気で結婚したい人たちの集まりなんだもの。
だから、結婚したい気持ちが無ければ失礼なのかな、、なんて圧もぼんやり感じたり。
今時の大人女子のお勉強になりました。
電話出なかった後に「電話でてよ、使ってない番号なの?」ってこんな口調のメッセージ来たら私は変にイラつきそうだけどさ。おこ)
そこで、自宅の住所を送るのか。
大人。
もう1、2つくらい、大人、と思うことがあったんだよな。
大人。
大人の女は、そうなのか。
ただ、前付き合ってた人の名残が自分に残っちゃってるあたり、かわいいよね、大人の女って、なんて。
自覚すると落ち込むやつなんだけどさ
凹)
最後はやっぱり女友達っ
ってオチのはなんだかアレだったけど。
別に不幸な終わりじゃないし、なんなら明るい終わり方なのに、、
なんでこうも、シュンとしちゃうんだ自分よーーーーーっ。悶々)
女性監督はやっぱり、目の前の俳優のやりとりや空気を尊重してくれる、
そんな自論がまだ崩されない、お互いの空気感が存分に伝わるシーンが詰まって繋がった映画でした。
どっちのイケメンにも癒される眼福ものでもありましたな。謎)
舞台で観る平田敦子さんと成河(そんは)さんは、もっと見たかったなぁ。
ターゲットはバッチリ狭いけど確実に狙える層がある。
結婚、婚活、お一人様、、
高校生のキラキラ青春ものがあれば、今時の大人女子のストーリーも増えてるんだな。
美人には美人の苦労と、その先に幸あれ。
さ、、
寂しくなんかないもん…!泣)
1コメント
2019.04.11 21:02