さんらん『ゴン太のクリスマス』
さんらん『ゴン太のクリスマス』
今年の8月、安部公房『未必の故意』にてお世話になった、さんらん さんの公演へ。
出演者もほぼ共演者。笑)
そして、公演場所の“ギャラリーしあん”が無くなってしまう、というので。
ポップな題名の中身は、
河童が勉強してたり狸が世話をやいてくれたり。
人間の方が少ない時もあったり笑
確かにポップでアニメーションのような世界。
流れていくと、切なくて、子供の中での世知辛い現実があったりして。
5年生のゴン太の抱える想いと言葉は、ひねくれたり真面目だったり。
好きな子を「好きじゃねーし!」
そう言うのと同じで。笑)
ひねくれた言葉の中に本音があって。
真っ直ぐな言葉に隠したい気持ちがあって。
クリスマスってイベントがあって良かったな。
無条件で特別だし、華やいで楽しんでいい日なんだもの。
キラキラした飾り付けを持ってきた、ゴン太のなっつん(大下夏美ちゃん)の、何気ないちょっとした笑みの顔で涙出ちゃったよ。
クリスマスだって、いつも通りの時間が流れて、向かわなきゃならない運命だって容赦なくやってくる、んだけど。
やっぱり、“特別”って言い訳出来る日、っていいよな。
大切な思い出が作れる日。
たいせつな人といられる日。
ゴン太にとって、きっと忘れられないクリスマスだね。
お家でちょっとだけ、飾ってみようかな、なんて。
クリスマス前に観に行けて良かったな。
ギャラリーしあんへの愛もたくさんある、さんらんのお2人。
客席、まさかのさんらん手作りですって。爆)
しあんさんにあるものだと思ってた…。
古民家の、本物のお庭を使っての素敵なお話し。
どの人物(?)も可愛らしくて。
素敵な時間でした。
まさにクリスマスの25日まで上演中です。
1時間15分、お時間あれば是非*
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2019.12.24 21:13