『夜の浜辺でひとり』
女優と監督。
どーーしたって、ホン・サンス×キム・ミニ自身が過っちゃうじゃない。笑
言い訳にしても自虐にしても言い分にしても、自分達の本心なのか。
正義なのか。
それを作品として世に出してしまうあたり、強い、し、何よりキム・ミニがやはりとんでもなく美しかった。
女優としてのフィルターが役として通されるけど。
女性としても。
こうやって女は強く美しく生きてゆくのかと。
ドキュメンタリーちっくなテイスト。
長回しの多いこと多いこと。
ふとした瞬間にはしっかりアップにして切り取る。
ドキっとする。
これだけリアルなのに、出てくる黒ずくめの男は”少し””不思議”のSF要素として埋め込まれて、物語に。
世への発散だけにならず、そこはしっかりと映画として、、。
こんなにフューチャーしてくれる相手がお互いにいるなんて。
羨ましくも。
羨ましいね。
不倫はよくないけど。
キム・ミニ、上手いなぁあ…惚れ惚れしちゃうよ。
お互いへのラブレター、ならぬラブフィルム、かなぁなんて。
明日は『正しい日 間違えた日』の公開日。
前半、後半の2通りで見えてくる構成が好みっぽくて楽しみすぎる。
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2018.06.30 21:22